- 声優 (CV)
- 子安武人
- 役割
- 脇役
- 作品内の身分
- クラウディア・ホッジンズは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』において、C・H郵便社の創設者兼社長であり、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの後見人でもある。
性格
温厚で義理堅い
父親的な気質
洞察力に優れた世慣れた人物
落ち着きと包容力
クラウディア・ホッジンズはライデンシャフトリヒ陸軍の元中佐であり、大戦終結後に三十一歳で退役し、C・H郵便社を設立して社長に就任した。ギルベルトとは対照的な性格でありながら、士官学校時代に深い友情を築いた間柄である。インテンス要塞攻略戦の前、ギルベルトからヴァイオレットの世話を託され、戦後その約束を誠実に果たした。ヴァイオレットを自社に雇い入れただけでなく、戦場しか知らなかった彼女に新たな世界への扉を開き、まるで実の娘のように温かく見守り続けた。彼はかつてヴァイオレットにこう告げている。「君はまだ気づいていない。君がこれまでしてきたことが、少しずつ君自身を燃やし始めていて、その炎はどんどん大きくなっている」——この火とは、戦争が心に刻んだ傷、すなわち心的外傷後ストレス障害そのものを指している。物語が進むにつれ、ヴァイオレットはこの燃えるような痛みが自らの良心の呵責と後悔に根ざしていることを徐々に悟っていく。しかしホッジンズもまた秘密を抱えており、ギルベルトが生存しているという事実をヴァイオレットに隠し続けていた。原作小説では酒好きな一面が描かれ、アニメではヴァイオレットのために丁寧に衣服を選ぶ場面を通じて、その洗練されたセンスが垣間見える。長い年月の後、電話をはじめとする新たな技術の普及により手紙という文化は衰退し、自動手記人形という職業も姿を消した。彼が心血を注いで築き上げたC・H郵便社はやがて営業を終了し、郵便博物館へと姿を変え、手紙で想いを届けたあの時代を静かに語り継いでいる。


